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窯業系サイディングのシーリングの劣化について【那須塩原市/大田原市/那須町】南郷

スタッフの日常塗装の豆知識 2021.02.24 (Wed) 更新

那須塩原市・大田原市・矢板市・那須町近辺のみなさん、こんにちは!

外壁塗装・屋根塗装専門店のとちのき塗装テックです!

今回のブログを執筆させていただく那須塩原支店の南郷です!

 

 

 今日も青空が広がっていますね。

毎日那須岳がきれいに見えるのがとてもいいです。ワクワクしてきます。

雪には早く解けてもらって、山登りへ行きたいです。

 

さて、先日現場調査へお伺いした際に、窯業系サイディングのシーリングが劣化していたので、

今回はシーリングについてお話させてください。

 

 

窯業系サイディングにおけるシーリングの役割

窯業系サイディング外壁には必ず入っているシーリング。

このシーリングはそもそもなぜ入っているのでしょうか。

住宅は日々、細かい振動に耐えています。

先日のような大きな地震だけでなく、道路を車が通る際の振動や毎日の気温変化による伸縮です。

外壁が窯業系サイディングボードのような硬いものだけで構成されてしまうと、

こうした細かい振動によりすぐにひび割れが発生してしまいます。

シーリングは、輪ゴムのような伸び縮みする性質を持っており、

住宅の動きに追従してくれる役割を担っています。

 

 

シーリングの劣化症状は?

前述しました、輪ゴムのような伸び縮みする性質を持つがゆえに、

その成分が劣化によりなくなってしまうと、ひび割れ痩せといった劣化症状が発生します。

シーリング材は、日差しがあたることにより、5年ほどで劣化します。

したがって新築の住宅では、外壁はきれいなのにシーリングが劣化している、なんていった症状が発生します。

 

 

シーリングが劣化すると……

窯業系サイディングは、工場から出荷される際に、表面は工場で塗装されます。

※サイディングボード自体は、セメントが主成分のため、塗装をしなければ防水性がありません。

しかし、基本的には雨風にさらされることのないサイディングボードの側面は、塗装されていません。

この側面の部分には、シーリングが施されています。

 つまり!

シーリングがひび割れたり痩せたりすると、

塗装のされていない・防水機能を持たないサイディングボードの側面から水が侵入する原因となってしまいます。

 

 

 

シーリングの補修方法

シーリング補修は、目地部分とサッシ回り部分で補修方法が異なります。

まず目地部分は、打替工事を行いましょう。そしてサッシ回りは増打工事を行うことが一般的です。

打替工事

打替工事とは、既存のシーリングをカッターを入れて撤去し、プライマーを入れたのちに新しくシーリングを充填する方法です。

一度撤去する工程が入るため、価格は少し高くなります。

 

増打工事

増打工事とは、既存のシーリングを撤去せず、プライマー塗布、新規充填する方法です。

窓や玄関といったサッシ回りは、カッターを入れると下に貼ってある防水紙まで切ってしまう危険があります。

したがって増打工事をおすすめしております。

 

 

目地部分も増打工法にできないの?

このシーリングという材料は、厚みを持たせることにより性能を発揮するものです。

したがって、目地部分を既存のシーリングを撤去せずに上から充填してしまうと、

表面はきれいに仕上がるので初めはキレイですが、すぐに住宅の揺れに対応できずひび割れが発生してしまいます。

工事の際に足場組立が必要ない場所であれば、すぐに補修できますが、

2階建ての住宅の場合ひび割れてしまってもすぐに補修はできませんよね。

また、上から塗装を行ったのであれば、塗装もひび割れてしまいます。

 

 

シーリングの工事の流れ

シーリング撤去

シーリング 撤去完了

プライマー塗布

シーリング充填

へら押え

完了

 

 

シーリングを長持ちさせるには

劣化したシーリングを補修してもまた5年ほどでひび割れや痩せてしまうのなら、また5年後に工事をしないといけないの?

といった質問をよくされます。5年おきに足場を組んで補修を行うのはとても大変ですよね。

シーリングが劣化する条件は、一番は太陽光です。この太陽光があたらないようにすれば長持ちします。

したがって、シーリング補修の際には、シーリングを補修した後に上から塗装を行う先打ち工法といった手法がとられます。

上から塗装を行うので、塗膜がシーリングの太陽光による劣化を抑えてくれます。

もし予算の都合がつかず、シーリングだけの補修のを行うのであれば、

日差しに強いシーリング材もありますので、そちらを選択されることをおすすめします。

 

 

シーリングの種類

塗料と同じようにシーリングにも種類があります。

ウレタンシーリング

屋根塗装や外壁塗装の際によく使われているシーリング材です。耐久年数は5年ほどです。

日差しがあたることにより劣化します。

シリコンシーリング

お風呂場等によく使われるシーリング材です。ウレタンシーリングに比べるとだいぶ長持ちします。

劣化しづらいシーリング材です。

しかし、上から塗装を行うことができないため、屋根塗装や外壁塗装の際には使用できません。

浴室や台所といった水回りに使用することが一般的です。

変成シリコンシーリング

上から塗装ができるように改良されたシーリング材です。

ウレタンシーリングに比べると長持ちするため、

クリヤー塗装や新築時のシーリングが剥き出しになってしまう工事の際にオススメしています。

 

 

シーリングの劣化を見つけたら

シーリングのひび割れや痩せといった劣化症状は、窯業系サイディングボードの劣化にもつながります。

ひび割れや凍害、カビ・苔の発生等。

 

劣化を見つけた際には、補修を検討してください。

とちのき塗装テック/プロタイムズ那須塩原店では、

こうしたシーリングの劣化のご相談も承っておりますのでお気軽にお問い合わせください(^^)

 

 

 

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執筆担当:南郷極花

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