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那須の別荘|スレート屋根・金属サイディングの塗装工事

別荘の塗装リフォーム 2025.04.18 (Fri) 更新

那須塩原市・大田原市・矢板市・那須町近辺のみなさん、こんにちは!

外壁塗装・屋根塗装専門店のとちのき塗装テックです!

今回のブログを執筆させていただく那須塩原支店の遠藤です!

 

しばらく雨模様ですね。

今年は、私の地元郡山市でも早く梅雨入りしそうです。

梅雨は塗装の天敵です、早く終わってほしいですね。

 

さて、先日現場調査へお伺いしたので、今回は現場調査レポートを行います。

那須町の別荘で、スレート屋根金属サイディングの外壁張替え工事でした。

 

 

スレート屋根

スレート屋根は、内容成分の85%がセメント、15%がアスベストで構成された建材です。

非常に軽量なため耐震性に優れていますが、主成分がセメントですので、 素材自体に防水性がありません

そのため、定期的な塗装によるメンテナンスが必要です。

また、劣化が著しい場合には、屋根塗装ではなく、屋根カバー工事をオススメする場合もあります。

 

 

金属サイディング

金属サイディングは、耐水性・耐熱性に優れた建材です。

こちらも非常に軽量なため、耐震性に優れた建材です。

金属サイディングはサビが発生してしまうと、厚みが0.3㎜ほどしかないため、穴があいてしまいます。

サビが発生する前に、定期的に塗装によるメンテナンスを行う必要があります。

 

 

現在の様子

↓全体的に、変退色・塗膜剥離が発生しています。

とくに塗膜剥離している部分は、下地のセメントが剥き出しになってしまい、水を吸収する要因となります。

※白く見えている部分が、塗膜剥離している箇所です。

 

ひび割れ・欠損も見受けられました。

欠損が大きく入り、下の釘穴まで見えてしまっている状態です。

こうした釘穴から雨水が内部まで入ってしまうので、補修してあげる必要があります。

また、落下して下を通行している人に当たると大変危険です。

 

↓こちらは、塗膜がはがれている様子です。

しかし、経年劣化での塗膜剥離ではなく、前回の塗装の際に下塗材が不足していたか、適切な塗料を使用しなかったおそれがあります。

スレート屋根にはスレート屋根専用の下塗塗料があります。

また、劣化の具合によって、下塗を2回しなければならない場合もあります。

上塗材も、スレート屋根に適さない塗料もありますので、スレート屋根の屋根塗装の際には注意が必要です。

 

カビ・苔が発生しています。

こうした菌類は、根から根酸という酸性の物質を発生させます。

スレート屋根はアルカリ性の建材なので、根酸と屋根の塩基が中和反応することで、

屋根材を脆弱化させる要因となります。

 

チョーキング現象が発生しています。

塗膜を構成するウレタンやシリコンといった樹脂と色をつける顔料のうち、

顔料が表面に析出している状態です。

塗膜が劣化しているサインです。塗装のメンテナンス時期に来ています。

ちなみに、道端にあるガードレールを触ると白い粉が付きますよね?

これも、チョーキング現象で、同じ原理です。

 

↓軒天の塗膜がはがれていました。

原因としては、

①屋根の防水性が切れているため、水を吸収してしまい、屋根裏に湿気がたまってしまった

②軒天に有孔ボードがないため、湿気の逃げ道がない

点があげられます。

外壁に換気口が設置されていたので、おそらく①が要因ではないかと思います。

また、有孔ボードを設置すると、キツツキが足を引っかけやすくなり、穴をあけてしまう場合もあります。

そうすると補修をしなければならないので、悩みどころですね。

 

 

終わりに

今回は那須町の別荘についての現場調査レポートをご紹介しました。

皆様のお住まいには同じような劣化がありませんか?

屋根はご自分で見る機会がなかなかないと思います。

外装劣化診断だけでも承りますので、お気軽にご相談ください(^^)

 

 

 

屋根塗装や外壁塗装の他にも雨漏り対策・シーリング工事・屋根改修・外壁改修・ベランダ防水・屋上防水・各種リフォーム工事・玄関ドア交換など、お住まいのことならなんでもお任せください!

 

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