【那須塩原市】外壁から生じる雨漏りについて(田子)那須塩原市・大田原市・矢板市・那須町周辺の屋根塗装、外壁塗装ならとちのき塗装テック
那須塩原市・大田原市・矢板市・那須町近辺のみなさん、こんにちは!
雨漏りというと屋根から生じるというイメージが強いかと思います。
しかし、実は外壁から生じる雨漏りも少なくありません!
本日は外壁からの雨漏りについてお話していきます。
外壁から雨漏りする要因とは?
外壁からの雨漏りは、基本的には外壁に生じたすき間・ひび割れから水が侵入して起こります。
雨漏りの原因となるすき間・ひび割れが起こりやすい箇所
- 外壁のひび割れ
外壁のひび割れはクラックと呼び、太さや長さによって「ヘアークラック」と「構造クラック」に分けられます。
<ヘアークラック>
ヘアークラックとは塗膜の表面に発生し、幅は0.3mm以下・深さが0.4mm以下の髪の毛のように細いひび割れです。
細く、深さも浅いヘアークラックから水が浸入する恐れはありません。そのためヘアークラックが見られたとしても雨漏りする心配はないでしょう。
しかしひび割れが進行して太く・深くなる可能性もあり、そうなると雨漏りが起きる恐れがあります。
<構造クラック>
ヘアークラックよりも太いひび割れを構造クラックと呼びます。深くひび割れが入っている可能性があるため、水が侵入すると雨漏りにつながる恐れがあります。
- シーリングの断裂・ひび割れ
シーリングはコーキングとも呼ばれ、外壁材のつなぎ目や、窓のサッシ周りなどに充填されている部材です。
シーリングは紫外線により劣化し、ひび割れや断裂を起こします。ひび割れや断裂することによって生じたすき間から雨水が浸入すると雨漏りを引き起こす恐れがあります。
- サッシ周りのひび割れ・浮き
窓周りにもシーリングが充填されているため、シーリングが劣化するとサッシ回りに生じたすき間から雨水が浸入する恐れがあります。
また、窓の固定が悪いとサッシが外壁から浮いてしまい、すき間が生じて雨漏りにつながってしまう可能性もあります。
- 水切り
<基礎と外壁の境目>
<屋根と外壁の取り合い部分>
水切りは、外壁と基礎との境目やベランダの下、窓サッシの下など外壁のいろいろな箇所にある板金部分です。外壁に伝った雨水を下に受け流す役割をしています。
水切りがサビてしまったり、周りのシーリングが割れてしまうと雨漏りを誘発する恐れがあります。
- 幕板
幕板は上の写真のような板材のことを言います。一階と二階の境目に取り付けられることが多いです。
外壁と幕板の境にひび割れやすき間が生じると雨漏りを起こす恐れがあります。
以上のような様々な要因により外壁からの雨漏りが生じます。
屋根からの雨漏りは天井にシミができたり、ポタポタと室内に雨水が落ちてきたりするため気づきやすいのですが、外壁からの雨漏りは気づかないまま進行していくことが多いです。
しかし、雨漏りを放置しておくと建材が湿気によって腐食したり、シロアリが発生したりすることで建物の強度を低くしてしまいます。それだけでなく、カビなどが発生すると人体へも被害をもたらします。
「雨漏りしているかも!」と思った際には、お早めに専門の業者に調査していただくことをお勧めします。
雨漏りの原因を調べ、その原因に合った処置を施す必要があります。
今回説明したような外壁からの雨漏りの原因となるような劣化症状がみられる際はお気軽にお問い合わせください。
外装劣化診断士の資格を持ったスタッフが無料で診断させていただきます。
また、お住まいのことで気になることがありましたら、なんでもご相談ください!
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